レイヤー3の導入とは、UniFiデバイスをリモートのUniFi Networkアプリケーションに導入するプロセスのことです。これは、高度なユーザー、またはUniFi Cloudコンソールにデバイスを導入するユーザーにのみ推奨されます。

要件

  1. WANポートがインターネットに接続されていること。
  2. デバイスが接続されているLANが、インターネットに接続できる必要があります。

L3導入方法

UniFi Networkモバイルアプリ(Cloudコンソールのみ)

Cloudコンソールでは、UniFi Networkモバイルアプリ(iOS / Android)を活用して、L3の導入にかかる手間を向上させることができます。

  1. UniFiデバイスのLEDステータスを参照して、デバイスが工場出荷時の状態であることを確認してください。
  2. モバイルデバイスをUniFiデバイスと同じローカルネットワークに接続します。
  3. UniFi Networkモバイルアプリを開き、Cloudコンソールに接続します。
  4. お使いのデバイスが表示され、導入できるようになります。

DHCP オプション43

このオプションは、DHCPサーバーを利用して、リモートNetworkアプリケーションホストの場所を、UniFiデバイスに通知します。UniFi Gatewayを使用している場合は、ネットワーク(Network)設定にあるオ プション43アプリケーションホストアドレス(Option 43 Application Host Address) フィールドに、リモートNetworkアプリケーションのIPアドレスを入力するだけです。

他社製のゲートウェイやDHCPサーバーを使用している場合は、製造元のドキュメントを参照することをお勧めします。

DNS

DNSサーバーを設定して、「unifi」をリモートのUniFi Networkアプリケーションのホストに解決する必要があります。

Networkアプリケーションのホストを指定する方法は2つあります。

他のNetworkアプリケーションからの移行

レイヤー3移行は、現在のNetworkアプリケーションから新しいCloudコンソールにデバイスを移動する際に便利です。詳細については、バックアップと移行を参照してください。

SSH

  1. お使いのデバイスが、工場出荷時の状態であることを確認してください。UniFiデバイスのLEDステータスガイドを参考にしてください。
  2. デバイスでSSHを実行します。SSHでログインする方法については、当社のガイドを参照してください。
  3. 次のコマンドを実行します:set-inform http://ip-of-host:8080/inform
  4. これでUniFiデバイスが導入のために表示されるようになり、通常のL2導入として扱えるようになります。