他社製のOSでNetworkアプリケーションをセルフホスティングするのではなく、UniFi OSコンソールを選択することを強く推奨します。

UniFi Networkアプリケーションを自宅のコンピュータや他社の仮想マシン(VM)でセルフホスティングするためには、コンピューターエンジニアリング、ネットワークそしてセキュリティに関する幅広い知識が必要となります。ホストの仕様または設定が無効なものである場合、システムのクラッシュ、パフォーマンスの低下、ネットワークセキュリティへの侵害が生じる可能性があります。

その場合と比較すると、UniFi OSコンソールは、すべてのUniFiアプリケーションを実行できるように最適化済みであるため、推測しながら設定する必要がありません。また、クラウド上にある他社の仮想マシンではなく、お客様の物理的な敷地内でホスティングされるため、リモートアクセスの安全性も大幅に向上します。

注記:リモートアクセスにはUI SSOアカウントが必要ですが、UniFi OSコンソールをローカル専用デバイスとして設定および利用すれば、SSOアカウントは必要ありません。

拡張性の高いクラウドホスティングを求める高度なユーザー向けに、当社独自のUniFi OS Cloudコンソールも提供しています。

他社製ホストの設定については、Ubiquitiの公式サポートの対象外となります。それでもUniFi Networkアプリケーションのセルフホスティングを希望される場合は、リスクを認識した上で、慎重に実行してください。


UniFi Networkアプリケーションのダウンロードとインストール

UniFi Networkアプリケーションは、このページから、Microsoft Windows、macOS、Linux向けのものをダウンロードできます。Networkアプリケーションは、Microsoft WindowsおよびmacOSホスト用の簡易インストーラーとして提供されます。

Linuxの場合、.deb ファイルが提供されます。DebianまたはUbuntu上で、dpkg コマンドを使ってインストールできます。

UniFi Networkアプリケーションをインストールした後、起動して、指示に従ってセットアップを完了してください。アプリケーションの実行中に、ブラウザのナビゲーションバーに「https://<NetworkアプリケーションホストのIP>:8443」と入力すると、設定ページにアクセスできます。


よくある質問

UniFi Networkアプリケーションのシステム要件について

最低限、以下のシステム要件を推奨します(各バージョンの詳細については、リリースノートに必ず目を通してください)。

  • オペレーティングシステム:
    • Linux:Ubuntu Desktop / Server 22.04、Debian 11 “Bullseye”
    • Windows:Windows 10、Windows Server 2016
    • macOS:Mavericks 10.9、10.10 Yosemite、10.11 El Capitan、10.12 Sierra、10.13 High Sierra、10.14 Mojave、10.15 Catalina
  • CPU:x86-64プロセッサ(Intel / AMD x64プロセッサ)
  • RAM:2GB
  • Network:100 Mbps 有線イーサネット
  • HDD:最低 10GBの空き容量(20GB以上を推奨)
  • Java:Java Runtime Environment (JRE) 8
  • ウェブブラウザ:Google Chrome
  • MongoDB:バージョン3.2以降。Mongoはセットで提供されます。デフォルトは2.4.14(macOSとWindows専用)です。

注記:導入および管理するデバイスの数が増えるに従って、システムスペックも継続的に向上させる必要があります。

UniFi Networkアプリケーションは常時起動しておく必要がありますか?

必須ではありませんが、UniFi Networkアプリケーションは常時起動することを強く推奨します。常時起動しておくことで、常にシステムを構成できます。また、適切な統計や報告を行うための要件でもあります。

セットアップ中にJava関連のエラーが発生しました。どうすればいいですか?

UniFi NetworkアプリケーションはJavaを必要とするため、インストーラーを再実行する前に、使用しているプラットフォーム用のJava 8をインストールする必要があります。

インストールが正常に終了しません。何が原因でしょうか?

上記のシステム要件をすべて満たしており、UniFiが使用するするポートがすべて開かれていることを確認します。

ブラウザでUniFi Networkアプリケーションにアクセスすると、「接続がプライベートではありません(Your connection is not private)」というセキュリティ警告が表示されます。注意する必要はありますか?

いいえ、心配いりません。詳細(Advanced) > 続行(Proceed)をクリックして、次のページに進んでください。